マニラ・オーシャンパーク完全攻略ガイド!チケット・料金・展示内容を豊富な写真で大公開!

水族館・動物園・博物館・自然公園紹介

「フィリピンへの旅行を計画中だけど、どこへ行こう?」「世界の水族館の最新情報が知りたい!」

そんなあなたに、マニラ観光の目玉スポットとして外せない、「マニラ・オーシャンパーク (Manila Ocean Park)」の現地レポートをお届けします。

フィリピンの首都マニラ湾岸に位置するこの巨大海洋テーマパークは、東南アジア最大級の規模を誇り、単なる水族館の枠を超えた体験を提供しています。熱帯魚から愛らしいアシカクラゲ、そして大迫力のサメまで、多種多様な生き物たちが織りなす感動的な展示は、世界の水族館を巡るのが好きな方にとっても、新しい発見と驚きに満ちています。

この記事では、私が実際に訪れて撮影した、写真を多数載せて臨場感たっぷりにお届けします。入場に必須のチケット・料金の最新情報から、園内のレストランまであなたが知りたい情報を完全網羅!

また、隣接する「フィリピン・バイオドーム (Philippine Biodome)」も詳しくご紹介します。

マニラの水族館 オーシャンパーク Ocean Parkへの訪問を考えている実際に訪れてみたい方は、ぜひこの記事を読んで、旅の準備を万全にしてくださいね!

今回はその魅力を詳しくレポートします。

基本情報

所在地
Quirino Grandstand, 666 Behind, Ermita, Manila, 1000 Metro Manila, フィリピン

電話番号
(+63) 2 8567 7777 または (+63) 2 7238 6188(代表)

営業時間

  • 月〜金:10:00〜18:00
  • 土日・祝日:9:00〜18:00

休館日
原則なし(年中無休。ただし、特別イベントや天候により変更の可能性あり)

アクセス

  • 空港から:ニノイ・アキノ国際空港から車で約40分
  • 公共交通機関:LRT-1「UNアベニュー駅」からタクシーまたは徒歩で約15〜20分
  • リサール公園の裏手、マニラ湾沿いに位置

入場料(オンライン予約でお得!)

マニラ・オーシャンパークのチケットは、現地購入よりオンライン予約が少し安くなる場合があります。
代表的な料金例(2025年11月時点):

  • シングルパーク(基本入場):₱730(約1,910円)
  • オーシャンパーク+アクアアドベンチャー:₱870(約2,280円)
  • オーシャンパーク+バイオドーム:₱1,070(約2,800円)
  • 8アトラクションパス(プロモーション価格):₱690(約1,810円)

※その他のオプションは公式サイトで確認してください。
公式サイトはこちら→Home | Manila Ocean Park


チケットの買い方

  1. 現地購入
    • 正面右手に券売機があり、クレジットカード利用可能
    • スタッフが近くにいるので、困ったら質問できる
    • ただし土日やピークシーズンは窓口が混雑する可能性あり
  2. オンライン予約(おすすめ!)
    • 公式サイトやKlookなどで予約可能
    • 現地での引き換えがスムーズ
    • 少し安くなる場合もあり、確実に入場できる

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施設の紹介

🚶 入場直後!ドームを抜けて水中世界へ

チケットを購入しゲートをくぐると、まず目に飛び込んでくるのは、広々としたドーム状の空間です。この開放的なエリアには、お子様たちが楽しめるちょっとしたアトラクションが配置されており、早くもリゾート感と非日常感を演出しています。

レストランやお土産売り場も充実しています。

そして、メインの水族館エリアへと続くのは、ドームの右手奥です。

入口では、記念撮影のサービスが行われていました。美しい背景で旅の思い出を残せるので、興味があればぜひ立ち寄ってみてください。撮影した写真は後ほど購入できます。

ここから、いよいよ本格的なマニラ・オーシャンパークの海洋世界へと足を踏み入れます!

息をのむ大迫力!巨大水槽の淡水魚エリア

水族館のメインエリアへ進むと、まず私たちを迎えてくれるのは、巨大なガラス越しに見える淡水魚の熱帯魚たちです。

目の前に広がる水槽には、南米アマゾンの巨大魚として知られるピラルクや、古代魚の風格を漂わせるアロワナなど、体が1メートルを超えるような大型の淡水魚たちがゆうゆうと泳いでいます。そのサイズと迫力は、まさに圧巻の一言!

煌めく熱帯魚の群れ!美しいエンゼルフィッシュの饗宴

巨大な淡水魚水槽の迫力を堪能したら、その正面に目を向けてみてください。そこには、雰囲気が一変した、優雅で色彩豊かな熱帯魚たちの世界が広がっています。

特に印象的なのが、ひらひらと優雅に泳ぐエンゼルフィッシュの群れです。その名の通り、まるで天使の羽のような美しいヒレを持ち、光を浴びてキラキラと輝く姿は、時間を忘れて見入ってしまうほど。

大型魚の力強さの直後に、この繊細で美しい光景が配置されているため、水族館の展示構成の面白さを感じられます。記念撮影にも最適な、フォトジェニックなスポットです。

東南アジアで愛される日本の芸術!優雅な錦鯉の池

熱帯魚の煌めく水槽を過ぎたところには、思いがけない魚の展示があります。それは、日本の誇る観賞魚、錦鯉です。

マニラ・オーシャンパークのような国際的な施設で、色鮮やかで堂々とした姿の錦鯉が悠然と泳ぐ姿を見ると、その美しさが国境を越え、東南アジアでも日本のコイが非常に人気があることを実感させられます。

ただの観賞魚としてだけでなく、「生きた宝石」として海外で高い評価を受けている錦鯉。その優雅な泳ぎを見ていると、水族館巡りというだけでなく、異文化に触れる面白さも感じることができますよ。

館内には大きな吹き抜けが設けられており、訪れる人々に開放感あふれる空間を提供しています。また、熱帯植物が豊かに配され、熱帯らしい鮮やかな緑と南国の雰囲気を演出しています。

フィリピンの海、まるごと体感

続いて足を運んだのは、フィリピンの海洋生態系を再現した展示エリア。 ここでは、7,000以上の島々に囲まれたこの国ならではの、多様な海の生きものたちが地域ごとに紹介されています。

展示は、ルソン島北部のサンゴ礁から、ビサヤ諸島の深海域、ミンダナオ周辺のマングローブ林まで、まるで海中を旅するような構成。 それぞれのエリアに生息する魚たちが、自然に近い環境で泳ぐ姿を間近に観察できます。

こちらのサンゴは人工的に再現されたもの自然の構造や色彩を忠実に模しており、魚たちが本来の環境に近い形で過ごせるよう工夫されています。

展示の中でもひときわ目を引いたのが、GT(ジャイアント・トレバリー)ことロウニンアジの群れ体長1メートルを超えるような巨大な個体たちが、悠然と群れをなして泳ぐ姿は圧巻で、まるで海の王者のような存在感を放っていました。

水中トンネルで海の中を歩く

展示エリアのハイライトのひとつが、広々とした水中トンネル。 頭上や左右を魚たちが泳ぎ回り、まるで海の中を歩いているような感覚が味わえます。 トンネル内では多くの来場者が足を止め、記念撮影を楽しんでいました。 家族連れやカップルの笑顔があふれる、人気のフォトスポットです。

水槽の側面から手を入れて魚と直接ふれあえる、ちょっと変わった展示もあります。 お椀のようにくぼんだアクリルの開口部から水中に手を差し入れると、小さな魚たちがすぐそばを泳ぎ抜けていく様子を体感できます。

水槽本体とつながったお椀型の開口部には、魚たちが自由に泳いで出入りできる構造になっています。

天井に設置された巨大な水槽を悠々と泳ぐサメたちの姿。 まるで空を切り裂くように、鋭いヒレが頭上をすべるように通り過ぎていく光景は圧巻です。

展望と食事でひと息、マニラ湾を望むひととき

展示をひと通り楽しんだあとは、館内の階段を上って2階へ。 そこには、マニラ湾を一望できる開放的なスペースが広がっています。

海風を感じながら、ゆったりとした時間を過ごせるレストランも併設されており、 展示の余韻に浸りながら食事を楽しむことができるのも、マニラオーシャンパークならではの魅力。

一階で見上げていた大水槽を、今度は上から眺めることができます。 同じ水槽でも、視点が変わるとまったく違った表情を見せてくれるのが面白いところ。

氷の世界へ「南極への小道」

館内には、南極の氷の世界をテーマにした「Trails to Antarctica(南極への小道)」という展示ゾーンもあります。 ここでは、本物のペンギンたちを間近で観察できるエリアや、氷の環境を体感できる演出が用意されていて、まるで南極に迷い込んだような気分が味わえます。

ただしこのゾーンは、基本の入場料とは別料金。 今回は時間の都合もあって入場は見送りましたが、ペンギン好きの方や、暑いマニラでひととき“涼”を感じたい方にはおすすめです。

デジタルアートで癒される「Digital National Art Museum」

マニラオーシャンパークの敷地内には、光・音・映像を駆使した体験型アート空間「Digital National Art Museum」もあります。 ここでは、花や自然をモチーフにしたデジタルアートが空間全体に広がり、五感で“癒し”を感じられる演出が魅力。

ただしこの施設も、基本の入場料とは別料金。 今回は入らなかったけれど、自然やアートが好きな人、静かに過ごしたい人にはぴったりのスポットかも。 ペンギン展示のある「南極への小道」とセットになったチケットもあるみたいだから、興味がある人は事前にチェックしてみてください。

2階にもお土産コーナーも併設されています。 ふわふわのペンギンのぬいぐるみがたくさんあります。

見逃してしまったけれど…人気の「アシカショー」

マニラオーシャンパークの名物のひとつが、「アシカショー(Sea Lion Show)」芸達者なアシカたちがジャンプやボールキャッチ、観客とのふれあいパフォーマンスを披露してくれるそうです。

今回は残念ながら、時間が合わず観ることができませんでした。時間に余裕のある方は、ぜひスケジュールをチェックして観覧してみてください。きっと忘れられないひとときになるはずです。

併設施設「バイオドーム」

水の世界をたっぷり楽しんだあとは、熱帯の緑に囲まれたバイオドームへ。 ここは、植物と小動物が共存する自然空間で、まるでジャングルの中を探検しているような気分が味わえます。

ドーム内には、色とりどりの熱帯植物や、自由に動き回る鳥たち、爬虫類や小型哺乳類などの展示があり、 水族館とはまた違った“いのちのにぎわい”を感じられるのが魅力。

湿度のある空気や、木漏れ日のような照明演出も相まって、五感で自然を体験できる癒しのスポットになっています。

このバイオドームは別料金の展示エリアですが、今回は本館とあわせて楽しみたかったので、あらかじめセットチケットを購入して入場しました水族館とは異なる空気感と、生きものとの距離の近さが印象的で、自然好きにはぜひおすすめしたい空間です。

バイオドームの水辺には、ひときわ優雅な姿で泳ぐ「ヒレナガゴイ」の姿も見られました。 この魚は、日本のニシキゴイとは異なる系統で、東南アジアで作出された観賞用のコイです。

特徴は、長く伸びたヒレが水中でひらひらと舞うように動くこと。 その美しさが注目され、後に日本へも導入されて、ニシキゴイとの交配によって「ヒレナガニシキゴイ」という新たな品種が誕生しました。

バイオドームの一角には、世界最大級の爬虫類・イリエワニの水槽も設置されています。 ここでは、水中トンネルを通って、巨大なワニに接近することができます。

ワニの巨大な脚や、普段はなかなか見られない腹側までしっかり観察できるのも、この展示ならではの魅力です。

ペリカンのいる水辺、その下に広がるもうひとつの世界

バイオドーム内の水辺には、ペリカンたちがのんびりと羽を休めるエリアがあります。 実はその水辺の下が水中トンネルになっています。

ちょうどそのとき、トンネルの中を歩いていた人がこちらに気づいて、手を振ってくれました

ドーム内はスロープ状になっていて、歩きながら少しずつ高度が下がっていく構造。 そのスロープを下っていくと、自然と水辺の下へと導かれ、やがて水中トンネルにたどり着きます

ハトと同じ空間で――近すぎるくらいの距離感

ドーム内では、ハトたちを間近に観察できるエリアもあります。 ここはちょっとユニークで、人間のほうが囲いの中に入っていくスタイル

羽ばたく音や足音、羽毛の質感までリアルに感じられる距離感が魅力。 ただし、 ハトたちは自由に飛び回っているので、糞には注意してください。

イグアナもこんなに近くで見ることができます。

さらに奥へ進むと、色とりどりのインコたちが集まるエリアに出会いました。 このときはちょうどエサの時間だったようで、たくさんのインコたちが一斉に餌台に集まり、にぎやかに食事を楽しんでいました

そして、ドームのスロープを下りきった先には、最初に上から見下ろしていた水中トンネルが待っていました。 今度はそのトンネルの中から、頭上を泳ぐ巨大なピラルクーを見上げる体験です。

リクガメたちもいます。

フクロウとのふれあい体験も

出口付近では、フクロウをはじめとする猛禽類を腕に乗せて記念撮影ができるコーナーもありました。 スタッフの方が丁寧にサポートしてくれるので、初めてでも安心して体験できます

しかもこの撮影体験、なんと無料鋭い目をしたフクロウが自分の腕にちょこんと乗る感覚は、ちょっとドキドキしつつも特別なひととき。 バイオドームの自然体験を締めくくる、嬉しいおまけのようなサービスでした。

さらに、ニシキヘビを首に巻いて撮影もでき、こちらも無料で体験可能。

まとめ

マニラ・オーシャンパークは、ただの水族館ではありません。 海・森・空をまたぐような立体的な展示構成と、動物たちとの距離の近さが、訪れる人に“生きものと共にある時間”を体感させてくれます。

巨大水槽のピラルクーやサメに圧倒され、バイオドームではペリカンやインコと目線を合わせ、 最後はフクロウやニシキヘビとのふれあいで、記憶に残る一枚を写真に収める。 そんなふうに、見る・感じる・触れるがひとつになった体験が、この場所には詰まっています。

フィリピン旅行の予定がある方、あるいは世界の水族館を巡っている方にとっても、ここは間違いなく“行く価値のある一館”。 ぜひ時間に余裕を持って、海と森のいのちに包まれる一日を楽しんでみてください。

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